ハートライフ押切ストーリー第3話|「生きるということはチャレンジするということ」を体現
~A様のTHE HEART LIFE IN ハートライフ押切~
静岡市清水区のサービス付き高齢者向け住宅、ハートライフ押切のハートライフストーリー第3話はA様の物語にスポットを当てています。A様は手芸が得意ということで他のお客様に教室を開いて教えていただいていましたが、徐々に体力が落ち始め、ほとんど食事が摂れなくなった時期がありました。そこからリハビリに取り組み、今では積極的にレクリエーションに参加しています。
入居後、施設で積極的に過ごされました
※食事中のため、マスクを外して撮影しております。
A様は令和2年6月にハートライフに入居しました。入居前は無気力状態でほぼ家の中で過ごすという状態でした。施設にも徐々に慣れて、笑顔が出てきました。
ハートライフ押切の生活に慣れ、理学療法士・作業療法士の指導のもと、生活リハビリが始まります。写真は理学療法士と歩行練習している様子です。
※写真撮影のため、マスクを外しております。
作業療法士と手の運動をしています。
令和2年10月、徐々に運動量も増えていき、顔の表情にも活気が出てきます。ふとした会話から以前は刺繍をやっていて、教えていたということでした。再度、「今からチャレンジしてみましょう」ということで何十年ぶりに針を持ちます。
手芸に興味のあるお客様が「ぜひ、やってみたい」ということでA様が講師を務めることになりました。
A先生による手芸教室の風景(令和3.11月)
手芸クラブ、初めての作品完成。ちなみに令和4.9月現在は4作品目に取り組んでいます。
A様の指導もあり。手芸クラブの作品が完成します。
けがにより状態が悪化
※写真撮影のため、マスクを外して撮影しております。
しかし、令和3年7月に左肩を骨折。徐々に生活に勢いがなくなってしまいます。
令和4年5月より、歩行器を使用して歩行されていたのが歩行が困難となり、車イスとなってしまいます。食事の量が減り始め、飲み込みも弱くなり、食事形態も嚥下食に変更されました。その後、食事を摂ることもむずかしくなり、栄養剤に頼ることになってしまいました。
食事量が減ると同時に、姿勢も悪くなってきてしまいました。
回復に向けて
※写真撮影のため、マスクを外して撮影しております。
しかし、ご本人の気力は衰えておらず、リハビリの効果もあり、R4年7月頃からがんばってレクレーションに参加し始めます。
クラフトバンドにもチャレンジました。
完成した「コースター」
令和4.8月、A様の積極的な姿勢が幸をもたらし、食事も「嚥下食」から「おかゆ」へと変わり、食事量も増えてきました。そして、今では「軟飯」となり、栄養剤に頼ることもなくなりました。一旦、返却した歩行器も再度レンタルし、今では歩行練習に取り組んでいます。
令和4.9月 屋内での歩行訓練が今では屋外で歩行練習を行い、歩行距離を伸ばしています。
令和4.9月 頭が下がっていた姿勢もリハビリにより、改善されてきました。現在の目標は歩いて寿司屋に行き、大好きなお寿司を食べることです。
職員のコメント
すばらしい復活を果たしたA様、主治医の先生もこのV字回復にたいへん驚かれていました。「生きるということはチャレンジするということ」を日々、体現されているA様にエールを送ります。
こちらの老人ホームの詳細は
ハートライフ押切(静岡市清水区・サービス付き高齢者向け住宅)